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涙もろくなった話
昔と変わったなぁって話。
あのですね……最近ね
すっごい泣き虫になって
すぐに心が痛くなっちゃって
なんというか
もう、ダイレクトに心に刺さるんですね
この前ね
年が離れた弟が居ましてね、4歳の。(※家庭が非凡的な件はおいといてね♪)
『 クレヨンしんちゃんの映画 』を見てたんです
二人してじーーーっとね(笑)
なんだっけ、サボテンの映画でしたよ
メキシコに、しんちゃんのパパの
野原ひろしが転勤しちゃうって話で
家族みんなで行くってなったんですけど
こういった映画ってね……
『 お別れ 』のシーン
ってつきものなんですね。こういった映画って。
しんちゃんがね。
春日部(しんちゃんの地元)から
メキシコへ行く際に
もう、
幼稚園の先生も
ご近所のママさんも
ミッチーもヨシリンも
ななこお姉さんも
ネネちゃん、ボーちゃん、おにぎり(まさおくん)
みんなみんな
涙を流しながらお別れするんです。
いやぁ、この時点で
『 ボロボロボロ…… 』
そうです。静かに流れる訳でもないです。
ボロボロボロボロ。ですからね。
涙が溢れてきて流れていったんですね。
もうびっくりですよ。
私の履いていたジーンズも濃い青色になってね(笑)
「 あー……泣いちゃった 」
なーんて言いながら
ふと横を見たら弟寝てるんですね(笑)
なーに座りながら寝てんだかw
あ、そうそう。
さっきのしんちゃんのお別れの話でさ。
ひとりね。
名前が入っていないの気づきました?
そう、『優等生の風間くん』
しんちゃんのお友達のね。
あの子、きっと。
認めたくなかったんです。
しんちゃんがいなくなること。
『 カスカベぼうえいたい 』
なーんて
グループなんか作っちゃってね(笑)
子供らしいっちゃ子供らしいんですけど
そこには確かに
『 きずな 』 があるんです。
あの子たちの純粋な純粋な
『 いっしょう、ともだちでいようね 』
そんな意志が秘められた様な
強い強い絆があるんです。
突然ね。
しんちゃんがメキシコに行っちゃうって
先生から発表されてね。
一生の仲間が、突然、いなくなっちゃう。
こんなこと、5歳児に耐えられるでしょうか?
その時風間くんは
びっくりしちゃって
気が動転してしまったんでしょう。
風間くん、
『 その場でしんちゃんを突き飛ばしちゃって 』
それいらい話しかけづらくなっちゃったんですね。
実はそのお別れの発表の少し前に。
風間くん
『 あるもの 』を作ろうとしてたんです。
それは
『 カスカベぼうえいたい の バッジ 』
本当に大切にしているからこそ
『 みんなの為に作ろうとして 』
でも、突き放しちゃった。大切なおともだち。
そうなったら。気まずくて、よく分かんなくて。
なぜか、なかなおりしたい気持ちはあるのに
離れてっちゃうんですよね……
どんどん。気づかない間に。
それでも、風間くんは。
『 5人分 』のバッジを作ったんですね。
いつか渡せるだろうって。
でも、しんちゃんいなくなっちゃうから
その『 いつか 』って
もう来ないんですよね。
ある日、バッジをね
みんなに渡したんです。
ネネちゃん、まさおくん、ぼーちゃん。
ーーだけど、しんちゃんには
直接渡す事ができませんでした。
『 許してくれるのかな 』
『 どうしたらいいのかな 』
『 嫌われちゃったかな 』
5歳児ながら優等生。
それでも心は、まだ幼くて。小さくて。
そして迎えたしんちゃんが
メキシコへ行っちゃう当日でさえも。
しんちゃんを見送らず
お家で勉強していました。
ママにも見送らなくてもいいの?と。
聞かれても、やっぱり強がって。
変な意地が邪魔しちゃって。
結局、行かないよって
言っちゃったんです。
後悔なんて知らないんです。
ただ、分からないんです。
(悪い事をしてしまった)
(こんなにしんのすけを避けてる)
(でも、本当は……本当は……)
むしゃくしゃして
思わず幼稚園のカバンを
「 ばしん。 」
と叩いて八つ当たり。
手も痛むけれど
大切な友達のことばっかり考えちゃう
こころの方が……もっともっと、痛い。
「 あっ…… 」
そう、声を漏らした一方で
しんちゃんは、もうタクシーに乗っていました。
お別れが出来なかったのです。
でも、そんなこと
風間くんは知りません。
「 っ……! 」
涙なんて、流している暇なんてない。
(しんのすけっ……しんのすけ……しんのすけっ!)
ーー思いだけが。
悔しいのかも分からない。
泣きたいのかも分からない。
謝りたいのかも分からない。
だけど、この思いだけが。
こころの拒絶よりも
身体を動かしちゃったんです。
ーーーーーーーーーー
しんちゃんはもう、駅のホームにいました。
「 しんのすけ、いくぞ 」
父ちゃんの声。
どこを見ても、いない。
改札にも、駅のホームにも。
コンビニにも、どこにも。
ーーどこにもいない。
「 ほーい 」
かざまくんは来ませんでした。
もやもやした感情が
そう、分からないんです。
これがなんなのか。
だけど、なにか違う。
なんか、違う。
ーーがしゃん。
電車は駅をでていきます。
いつもはうるさく感じてしまう
駅のホームや電車の中も
なぜか静かで。
父ちゃん、母ちゃん、ひまわり、シロ。
誰も深く考えていません。
一人のしんちゃんのおともだちが。
あの場所にいなかったことを。
ーーがたん、ごとん。がたん、ごとん。
動く、動く。ゆれる、ゆれる。
段々、早くなる。
心がふいに、ふわりと軽くなる。
窓から最後のカスカベの街を見る。
曇った窓に移るのは
夕日を浴びてきらめく大きなビル。
あそこにあるのは見慣れた幼稚園。
目の前には川。
その向こうには河川敷。
ーーそこを走るのは。
「……かざまくん?」
列車内にこだまする、我が子の声。
父は注意もできず、ただ圧倒されて。
圧倒されて。
ーーがしゃんと、大きな音を立てて。
壊れそうに窓が開く。
壊れそうだった心も、ゆっくりとひらく。
幼稚園で
ちょっぴり喧嘩してから
はじめて話す言葉。
そして、きっと。
最後になる、言葉。
伝えることなんて山ほどあるのに。
時間はからっぽだ。
オラ、へんなこと、いっちゃった。
ちょっとしかいられなかったのに。
オラ、かざまくんともっと、あそびたかったのに。
ごめん。しんのすけ。
ボク、ひどいこと、いっちゃった。
すこしだけしかいられないのに。
ボク、しんのすけと、なかなおりしたかったのに。
『 かざまくん! 』 『 しんのすけ! 』
列車の轟音でさえ、それはかき消せなかった。
ふたりの第一声。
ケンカして、初めて
互いの名前をよんだ。
いつものおふざけもないし。
ごめんねでもない、ありがとうでもない。
お互いに、まだ「ここに居る事」を
確かめるように名前を呼び合った。
それがなにより安心でいて、嬉しい
列車は加速する。
そして
引き裂こうとする。
あぁ、もうすぐ。もうすぐだ。
余りに短い再会。
なみだなんて
ほっぺたを伝うわけない。
風が、その早さが
なみだをながすことも
ゆるしてはくれない。
最後の最後かもしれないのに
『 たいせつなともだち 』と過ごす
ーー時間さえない。
二言目にして、最後の言葉。
『『 ファイヤーーーー !!!!! 』』
たった、これだけの、言葉。
バカと思えるだろうか?
最後の言葉なのにと、もったいぶるだろうか。
『 またね 』
『 いつかあおうね 』
ほら、こんなにもたくさん。
お別れの言葉はいくらでもあるのに。
どうして。
どうして。
そのかけ声なんだろうか。
その言葉。
それだけでよかった、十分だった。
これで、『 なかなおり 』
これで、はなれることはない。
せかいに 5人 しか いない
一生の仲間。
段ボールで出来ていても
なにより夕日に輝いていた。
この日、二人は久しぶりに 「 笑いあった 」
ーーーーーーーー
なーんて気づいたら
書いちゃってました。
すっごい感動したというか
私が個人的に泣いちゃってたので。
たまにはこんなのもいいかなって
そして新たな挑戦でもあったのです。
なるべく文字を使わない。
漢字も多く使わない。それでいて
『 これをみんなに伝えるにはどうすればいいんだろう 』
っていう漢字で書いちゃいました。
でも難しいですね……(笑)
途中から上手く
小説のような形に持っていって
そんなこと普段はしないから
『 ちょっとしてみようかな 』って
『 発想力 』は付いてきたかなぁ
なーんてね。
それでは
ここまで読んでくれたあなた。
本当に長かったと思います。
ありがとうございましたっ
なんの変哲もない
アフィリに関さないことなのですが
ふと書く練習も兼ねて……ね
それではーー。
※追記※
実はこれ普通の日記にしようとしてたんですが
気づいたら書いてました(笑)
いやぁ、よく分からないものですね
≪ どう思われても構いませんので | HOME | 戯れ言:ないものねだり ≫
ヒロ様 への お返事。
ヒロ様。
この度は訪問ありがとうございます。
そして、コメントに対する返信が遅れてしまい申し訳ありません。
書き方に関しての賞賛、本当に感謝します。
私は今、書く事と伝えることに関しての
教材を試しており
そこから得た知識です。
感情的な部分が強く出ているのは
私の内なるものでしょうか……(笑)
昔からこのような執筆をしていることがあり
それは私の少しの強みになるかな、と思いまして
改めて、書く事を学んでいます。
息抜き程度になられたのなら
幸いです……
応援の方、ありがとうございますっ
また、訪問いたしますね。
椎名あい
この度は訪問ありがとうございます。
そして、コメントに対する返信が遅れてしまい申し訳ありません。
書き方に関しての賞賛、本当に感謝します。
私は今、書く事と伝えることに関しての
教材を試しており
そこから得た知識です。
感情的な部分が強く出ているのは
私の内なるものでしょうか……(笑)
昔からこのような執筆をしていることがあり
それは私の少しの強みになるかな、と思いまして
改めて、書く事を学んでいます。
息抜き程度になられたのなら
幸いです……
応援の方、ありがとうございますっ
また、訪問いたしますね。
椎名あい
[ 2016/04/17 19:17 ]
[ 編集 ]
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こんにちは、椎名あいです♪
情報教材アフィリエイター
心理的カウンセラーでもあり
実はベジタリアンだったり意外と健康指向。
カウンセリングと
また少し違った形で
実体験をもとに
それらを『気づき』と呼び
アフィリエイターさんへ
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いつもありがとうございます+.(*'v`*)+
コメントありがとうございます♪
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こんばんは!ヒロです。
いつもお世話になっております。
先日はブログに
ご訪問並びにコメントまで頂きまして
ありがとうございました。
それにしても書き方が素晴らしかったです。
自然に最後まで読んでしまいました^^
全く長いなんて思わなかったですよ。
それだけ惹きつけられたということですねw
映画を見た気分です。
危なかったです
もう少しで涙が・・・^^
子供でも大人でもいざという時、
気の利いた言葉は出ないもんですね。
そこが余計に心にささりました。
たまにはこういうのもいいですね^^
またお邪魔させて頂きます。
応援完了です!